研削熱による砥粒の熱応力 : その2
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概要
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緩和法をもとにして新たに考案した数値解析法を球座標系に適用することによって、前報の円すい形および準四角すい形を仮定した砥粒に引き続いて、球形を仮定した砥粒内の過渡的な三次元の熱応力分布が求められた。その結果、砥粒の形状、寸法のちがいによる応力分布のちがいは比較的大きく、また前報の場合と同様に球形砥粒も熱応力によって大きく破壊する可能性のあることがみいだされた。
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1981-04-01
著者
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