分流方式による精密型鍛造加工の研究 : 第1報,捨て軸および捨て穴の原理の解析
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概要
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密閉型鍛造では, 行程終期に加工力が急増し, 材料の型内への完全充てんが果たせない. 本研究では, 型あるいは素材の中央部に穴を設け, 軸の形成や穴の縮小による求心流を可能にして圧下抵抗を下げ, 圧下を促進して充てんのための遠心流を共に生じさせ, 精密型鍛造を行う新しい方法を提案する. 本報では, 基礎的なバルジ形円形素材の型すみ角部の充てん挙動につき, 上界法による理論解析を行い, 加工力低減のようすを明らかにする.
- 社団法人日本機械学会の論文
- 1982-03-25
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