日本学術振興會金属疲労第 25 小委員會における研究 : (その 8)切欠効果に関するその後の実驗
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概要
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前に円形断面を有つ軟鋼試驗片2種に就て深い切欠が回轉曲げの疲限界に及す影響を実驗した。この実驗の後を受けて前よりは硬い炭素鋼及び特殊鋼に就て行つた実驗の方法、実験結果及び実驗と計算との比較等を記してこの一篇を綴つた。切欠底部を通る最小横断面の半径と切欠の曲率半径との比が小なる間は実驗と計算とがよく合ふけれども切欠が鋭くなりて前記の比が大となれば疲限界の実驗値は或程度まで計算値より大となる傾がある。而して大体に於て組織密で硬い材料程その実驗値は計算値に近い。
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1941-12-30
著者
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