工作機械の精度に關する研究 : 軸受の剛性度について第2報
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概要
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第1報にひきつづき同一の實驗装置により平軸受,球軸受,圓筒ころ軸受および圓錐ころ軸受についてその靜的傾斜剛性度係數(k_<si>)をもとめた.その結果判明せる主なる事項は下のごとくである.1.平軸受のk_<si>は轉り軸受のそれよりもはるかに高く,轉り軸受においては圓筒ころ軸受,球軸受,圓錐ころ軸受の順に低下する.2.軸受本體の固定法は荷重方向の剛性度にあたえる影警に大なる關係をもつ.3.球軸受においては球の配置と荷重方向の關係が剛性度に影響する.4.一般にk_<si>の大なるものほどk_<si>が一定となる荷重が大である.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1949-01-20
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