工作機械の精度に關する研究 : 立ボール盤の簡易剛性度試驗法
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概要
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立ボール盤作業における品物の加工精度低下の一原因であるところのボール盤の靜的剛性度を数値的に表わすために靜的剛性度特性式を理論的に誘導した.すなわち品物の高さをH, 切削軸スラストをPとするとき穴の眞直度に影響するところのきり軸とテーブルとの相対的傾き角△θは次の近似式で與えられる.△θ=(A+B・H)・P A・Bは各ボール盤についての特性係数で, これが小さいほどボール盤の剛性度は高いことになる.本論文において実際の立ボール盤についてこの値を求めた結果について述べる.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1950-07-05
著者
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