X線による三次元應力の測定法
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概要
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金屬表面層の應力は必ずしも二次元でない實事が存在するので三次元應力のx線による測定式を求めた.その結果によれば6箇の應力成分のすべてが6方向の格子常數測定によつて求められる.即ち從來二次元に於ても求められていなかつた剪斷應力も求められる.しかもこの理論の結果,從來の二次應力の場合の測定式に不備の點の存在する事も明らかにし得た.かつ誤差の立場から直角撮影法に代る照角の餘角だけ傾けて撮影する新方法を提唱する.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1947-06-20
著者
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