対称軸方向に荷重された偏心円孔を有する丸棒の剪断應力分布
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概要
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複素函数の関係x+iy=c tanh 1/2(ξ+iη)によりx+iy平面上に横はる表題の如き横断面をξ+iη平面に写像しこの写像に就て直角座標に関するものより導かれた微分方程式∂^2χ/(∂ξ^2)+∂^2χ/(∂η^2)=0及び同じく直角座標より変換された境界條件式∂χ/∂ξ=c^3/(coshξ+cosη)^4{f_0(ξ)+f_1(ξ)cos1η+f_2(ξ)cos2η+f_3(ξ)cos3η}外円周ξ=ξ_1, 内円周ξ=ξ_2を滿足する如き撓函数χを曲線座標の形で求めこれより剪断應力式ξ_2, η_2を導いた。次に数値計算例により横断面の各点における應力の分布状態を考察した。終りに附録として本論文に必要な積分式の計算を掲げた。
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1936-05-01
著者
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