剛性試験機の設計・製作とコンクリートの剛性試験結果について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
For testing the complete deformation characteristics of brittle materials such as rocks and concrete, a stiff testing machine should be employed, and the compressive force acting on a specimen should be preferably controlled by the rate of strain in the specimen. The authors firstly designed and constructed a uni-axial compressive testing machine of oil pressure type controlled automatically and accurately by the rate of strain by using a servo-control system. Secondly, performance of this machine was examined by testing specimens of concrete with various brittleness. The tests show that merely by this control system the apparent stiffness of the machine nearly equal to the brittleness factor of the specimen can be adjusted up to 90 t/mm. For specimens with higher brittleness factors, up to 140 t/mm, satisfactory results can be obtained by adopting stiff columns which are subjected to compression together with specimens. It is also proved that the rate of deformation can be controlled smoothly from 0.001 to 2 mm/min for specimens with the total deformations of about 2 mm, and from 0.0025 to 0.5 mm/min for specimens with those of about 0.5 mm. Thus, the complete stress-strain diagram of concrete can be obtained under the strain rate from 1×10^<-6>/sec to 140×10^<-6>/sec, even for high strength concrete of high brittleness. It is found that the Young's modulus, the compressive strength and the brittleness factor of concrete increase with increasing the rate of strain, while the strain corresponding to the maximum stress decreases, and that among ordinary concrete, lightweight aggregate concrete and mortar, the brittleness of the third is greatest, and that of the second is greater than that of the first.
- 社団法人日本材料学会の論文
- 1975-05-15
著者
関連論文
- 日本材料学会疲労試験方法規約および同規格解説について : 規格作成のいきさつ
- 金属材料の高温疲労強度に関する研究
- 古い想い出
- 技術大会50回の成果と今後への期待
- 7.φ24mm丸棒ポストテンション型PC梁の実験的研究
- 221 プレストレストコンクリートの緊張力減退に関する理論的研究 : Unbonded Wire使用の場合
- 12.プレストレストコンクリートの緊張力減退に関する理論的研究
- 254 緊張力減退に関する理論的研究
- 234 鉄筋コンクリートプラスチツクヒンヂの回転限界
- 剛性試験機の設計・製作とコンクリートの剛性試験結果について
- 鉱柱およびその付近の応力について
- レジンコンコンクリートの材料特性の温度依存症について
- 温度促進試験によるコンクリート中の鉄筋の腐食について : (建設材料特集号)
- 鉱柱およびその付近の応力(岩石力学 特集)
- コンクリートの打設・締固めにおける加圧成形の曲げ挙動に及ぼす影響について
- 点載荷圧裂試験によるコンクリートの引張強度の決定
- 軽量コンクリートを打継いだPC合成はりの設計に関する研究
- 高強度コンクリートの諸特性と耐久性について
- 1.複合建設材料としてのコンクリート工事用樹脂 : Polymers in Concrete : 新しい動向
- コンクリート構造物のアルカリ骨材反応による変状
- 二軸拘束下における膨張コンクリートの特性に関する実験的研究
- レジンコンクリートはりの力学的特性
- 建築材料小特集の刊行にあたって
- レジンコンクリートについて (建設材科(特集))
- 日本材料学会「構造用コンクリートに用いる化学混和剤基準(案)」に準じて行った減水剤の性能試験について(建設材料小特集)
- コンクリートの破壊条件と破壊過程(建設材料小特集)
- 高強度コンクリート
- レジンコンクリートについて
- 減水剤を用いたコンクリートの減水と強度に関する研究
- PCパイルの打込み実験
- 人工軽量コンクリートを用いたスラブの曲げ耐力
- ソイルセメントの荷重変形特性に関する二, 三の考察
- コンクリートのレオロジー : 土,岩石,コンクリートのレオロジー
- 岩盤内の地山応力と地学的に推定される地殻応力との関連について(岩石力学小特集)
- 光弾性応力計による応力変化の測定
- レジンコンクリートについて
- 応力測定による採掘の管理
- 地下空洞の回りの岩盤内の応力について
- 多軸応力下のコンクリートの巨視的破壊条件と設計への提言
- コンクリートの圧縮域における破壊条件
- 1101 大型コンクリートモデルによるASRひびわれの再現(アルカリ骨材反応)
- [29] 鉄筋腐食における鉄筋軸方向ひびわれがコンクリート部材特性に与える影響(経年劣化 III(発錆・中性化))
- [63] 分極抵抗法を用いた鉄筋腐食モニタリングによる補修基準について(コンクリート構造物の補修)
- [17] スラグ細骨材を用いた高強度のコンクリート製品の強度等に関する研究(産業副産物のコンクリートへの利用I)
- [41] 反応性骨材を用いたコンクリート供試体とモルタルバーの膨張特性(経年劣化 V(アルカリ骨材反応))
- [40] 化学法とモルタルバー法に関する一考察(経年劣化 V(アルカリ骨材反応))
- [58] 酸素活性汚泥処理施設におけるコンクリートの腐食について(コンクリート及びコンクリート構造物の耐久性II)
- [154] 高強度鉄筋を用いたRC部材に関する研究(軸力・曲げII)
- [3] 膨張セメントコンクリートはりのケミカルプレストレスについて(膨張収縮・クリープ)