多端部エコー法による底面疲労クラックの定量化
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概要
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The most effective means of ultrasonic defect sizing is considered to be the tip wave method. However, the intensity of the tip wave is very weak, and sometimes it prevents the use of tip waves. Several digital flaw detectors have been recently developed which are appropriate for use in the tip wave method, since they have rather low noise and more convenient functions of recordability and flexibility than the conventional analogue flaw detectors. The effectiveness of the full digital flaw detector HITACHI-DT-2000 has been described for the defect sizing of an artificial slit with round tip shape on a free surface. The newly developed model DT-2200 is greatly improved and almost noiseless, with a wide range of intensity of 100 dB and very high resolution of 0.1mm. The sizing of five types of fatigue cracks is attempted here by using the result of numerical experiment. The knowledge obtained from the numerical experiment is proved to be very effective in discriminating several (multi-)tip waves generated in the reflection of ultrasonics by a fatigue crack. The technique is very easy and simple to use, but the accuracy of defect sizing is greatly improved at below 0.2mm:for the conventional analogue detectors, the accuracy is possible only at larger than 2mm. This level of accuracy will make it possible to estimate the defect sizing of fatigue crack, which is considered to be impossible by using ultrasonics. It is anticipated that this method will fill the gap and eliminate the distrust which has existed between ultrasonic testing and fracture mechanics.
- 社団法人日本材料学会の論文
- 1995-05-15
著者
-
小倉 幸夫
日立建機(株)fa事業部
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小倉 幸夫
日立建機(株)
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小倉 幸夫
ジャパンプローブ(株)
-
大島 淳一
日本大学生産工学部
-
大島 淳一
日本大 生産工
-
春海 佳三郎
日本大学生産工学部数理工学科
-
内田 正則
日本大学生産工学部数理工学科
-
春海 佳三郎
東京情報大学経営情報部情報学科
-
朝隈 康司
日立プラント建設(株)
-
春海 佳三郎
東京情報大学
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