γ線照射,圧延および熱処理回数がポリエチレンの引張特性に及ぼす影響について(1) : 圧延後照射した場合
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概要
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In the presence of oxygen, the radicals produced by irradiation in high density polyethylene become trapped for a long time and can not immediately crosslink but react on oxygen to form carbonyl groups. If quick-heating was applied to the polymer followed by irradiation, the trapped radicals are set free to move and to form crosslinks. This reaction is accompanied by the decrease in crystallinity. While, the per cent gel corresponding to the degree of crosslinking is less in the case when polyethylene is irradiated in higher crystalline state than when it is done in lower crystalline one for the same irradiation dose. It may be expected therefore that several heat-treatments during irradiation would improve the effect of irradiation. The authors reported previously that the effect of heat-treatments on tearing properties of irradiated and/or rolled polyethylene. Now, it is the purpose of this paper to study and show the same effect on tensile properties of irradiated or rolled and then irradiated polyethylene using an instron tensile tester. Test temperature was limited to 30℃ and cross-head speed was made 100 %/min. The results obtained from the experiments are as follows : The yield point becomes higher generally when the heat-treatments are performed ten times than when they are given once (All the specimens are heat-treated once at least following the irradiation to eliminate the time effect). Especially, it is worth nothing that the irradiation dose, at which the yield point ratio takes the maximum value, becomes smaller gradually with the repetition of heat-treatments for the specimen rolled and cut in 0゜ direction to the direction of rolling and then irradiated.
- 社団法人日本材料学会の論文
- 1961-12-15
著者
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