当院における原発性肺癌の予後に関する検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
1988年より2003年までの16年間に経験した原発性肺癌のうち,手術後の予後について追求を行い得た36例について解析を行った。発見の動機としては検診例が多く75%を占めた。比較的症例数が多かったStageIA, IBおよびIIIAの5年生存率は85.7%, 50.0%, 25.0%で,諸家の報告とほぼ同等であった。高齢者の手術症例でも,Stage IAやIBでは良好な予後が得られており,高齢者での検診による早期発見とそれに対する積極的治療は,意義があると考えられた。
- 長崎大学の論文
著者
-
泉川 欣一
栄和会泉川病院内科
-
泉川 欣一
栄和会泉川病院 内科
-
久松 貴
栄和会 泉川病院
-
林田 謙
栄和会泉川病院
-
林田 謙
泉川病院外科
-
久松 貴
栄和会泉川病院
-
久松 貴[他]
栄和会 泉川病院
関連論文
- 下気道感染症に対する ceftazidime を対照とする cefozopran の市販後臨床試験
- 当院における循環式浴槽からの Legionella pneumophila の分離状況とその対策
- OR19-3 異なるEGFR遺伝子変異を認めた同時性多重肺癌の一例(一般口演19 EGFR・BAL,抄録集(5),第29回日本呼吸器内視鏡学会学術集会)
- 肺炎球菌性市中肺炎に対する tosufloxacin tosilate 治療効果
- 犬が感染源と考えられた Bartonella henselae 感染症の1例
- 腹腔鏡が診断および治療に有効であった腸管嚢胞様気腫症の1例
- ラジオ波凝固療法が奏効したアルコール依存症合併肝癌の一例
- P-96 過去5年間における切除非小細胞肺癌の検討
- 心タンポナーデの状態で来院した結核性心外膜炎の1例
- 研究・症例 自然寛解を繰り返した肺胞蛋白症の1例
- 細菌性肺炎の入院患者における死因の検討 : 文献的考察も含めて
- 気管支の炎症性ポリープを合併した器質化肺炎の1例
- 9.原発性肺癌に対する放射線療法とFT207坐薬の併用療法について : 第18回肺癌学会九州支部
- すでに死亡の状態で来院した Vibrio vulnificus 感染症の1例
- P-105 悪性胸膜中皮腫に対する外科的切除例の検討
- 静注用 Ciprofloxacin が有効であったレジオネラ肺炎の2例
- 市中肺炎のガイドラインに沿った各系抗菌薬の効果判定の成績
- 救命し得たVibrio vulnificus感染症の1例
- 心タンポナーデの状態で来院した結核性心外膜炎の1例
- 75.当院における肺癌症例の検討(第43回日本肺癌学会九州支部会)
- 今冬の市中肺炎におけるマイコプラズマ感染症の浸淫について (第32回日本マイコプラズマ学会学術集会) -- (一般演題2)
- 臨牀指針 気管支拡張症に合併した菊池・藤本病の1例
- 12.Pleomorphic carcinomaと診断された早期肺癌の1例(第40回 日本肺癌学会九州支部会)
- 11. 内視鏡上肺腫瘍を疑わせた器質化肺炎の 1 例(第 22 回 日本気管支学会九州支部総会)
- 450 非小細胞肺癌に対するCDDP+VDS併用療法とCDDP+VBL併用療法の比較検討
- 肺癌にPneumocystis cariniiを併発した一剖検例 : 九州支部 : 第19回日本肺癌学会九州支部会
- 129 赤潮プランクトンPtychodiscus brevisの有毒成分によりひきおこされる副交感神経軸索sodium channel刺激による気管平滑筋の収縮 : 気管支喘息発作発症の新機序か(気管支喘息:病態生理3)
- 増悪因子とその対策 (気管支喘息--新しい診療の動向)
- 肝転移巣の発見が契機となって診断された微小な直腸早期癌の一切除例
- スズメバチ刺症による横紋筋融解症で多臓器不全をきたし血液透析にて救命しえた1例
- 著明な壁肥厚性空洞肺病変を伴ったサルコイドーシスの1例
- 当院における原発性肺癌の予後に関する検討
- 388 若年者集団における気道過敏性の検討 : 誘発喀痰と末梢血の比較
- 138 若年者集団におけるアトピー素因と気道過敏性の検討
- 今冬の市中肺炎におけるマイコプラズマ感染症の浸淫について
- Minocycline 治療無効で Rifampicin にて改善したマイコプラズマ肺炎の1例
- Mycoplasma pneumoniae のストレプトグラミン系抗生物質に対する薬剤感受性に関する検討
- 各種抗菌薬のマイコプラズマ肺炎に対する肺内生菌数、組織障害に対する効果
- 肺炎マイコプラズマ感染症の治療(マクロライド系抗菌剤を中心として)
- 当院における循環式浴槽からの Legionella pneumophila の分離状況とその対策