札幌医科大学産婦人科学教室に於ける最近6年間の先天性奇形の統計的観察 : 特に外因を中心として
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概要
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札幌医科大学産科における, 最近6年間の先天性奇形の頻度は, 総分娩数4557例の0.66%であった. 先天性奇形による, 周産期死亡は11.8%で死因の3位を占めている. 早産及び晩期産の先天性奇形の頻度は, 満期産のそれより有意に高い. 先天性奇形の外因又は外因に関与すると考えられる項目について, 統計的観察を行ったが, 妊娠悪阻, 妊娠初期の出血, 月経異常, 母体の慢性疾患, 放射線曝露及び胎盤生成異常等の, いわゆるBelastende Anamneseは70%にみられた.
- 1963-10-01
著者
-
安井 幸夫
札幌医大
-
菊池 和男
札幌医科大学産科婦人科学教室
-
道免 聚二
札幌医科大学産科婦人科学教室
-
篠原 護
札幌医科大学産科婦人科学教室
-
安井 幸夫
札幌医科大学産科婦人科学教室
-
篠原 護
札幌医大
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