Early PregnancyFactor (EPF) の生殖免疫学的意義
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概要
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受精後早期に出現するEarly Pregnancy Factor (EPF) について、生殖免疫学的意義を検討し、次のような結果を得た。1.EPFは、濃度依存性にリンパ球混合反応(MLR)を抑制した。2.EPFは、MLRの認識相を抑制した。また、EPFは非付着性、Thy1.2^+、Lyt^-、Lyt2^+のregulator cellすなわちsuppressor T cell を誘導した。3.EPFの免疫抑制作用は、主要組織適合性抗原系に非拘束性であった。4.抗EPF抗体の着床前期投与により、着床数・産仔数が減少し、EPFがこの時期に重要な意義を有することが示唆された。
- 社団法人日本産科婦人科学会の論文
- 1987-02-01
著者
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