膵管癒合不全(Malfusion)に合併した先天性総胆管嚢腫状拡張症の1例
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概要
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A 8-year-old girl with the complaints of fever, upper abdominal pain, nausea and diarrhea was admitted at Niigata University Hospital on June 24, 1984. Diagnosis of congenital choledochal cyst was confirmed by ultrasonography and computed tomography. Endoscopic retrograde cholangiopancreatography through the major papilla vateri under general anesthesia, revealed cystic dilatation of the choledochus without showing pancreatic duct. Endoscopic retrograde pancreatography through the orfice of the minor papilla disclosed the Santorini duct and dorsal pancreatic duct without communication to the dilated choledochus. This evaluation led to the diagnosis of congenital choledochal cyst with pancreatic malfusion. Primary excision of the choledochal cyst and Roux-en-Y hepaticojejunostomy were performed on June 29, 1984. Postoperative course was uneventful and she was discharged on the 15th postopsrative day. In this case, congenital stenosis of the distal choledochus, malformation of the choledocopancreatic duct system and inflammation are etiologically suggested to be the cause of the congenital choledochal cyst.
- 日本小児外科学会の論文
- 1985-12-20
著者
-
内山 昌則
新潟大学医学部小児外科
-
広田 雅行
新潟大学医学部小児外科
-
八木 実
新潟大学医学部小児外科
-
成沢 林太郎
新潟大学第3内科
-
岩淵 真
新潟大学医学部外科(堺)
-
成沢 林太郎
新潟大学医学部第三内科学教室
-
松田 由紀夫
新潟大学医学部附属病院小児外科
-
松浦 恵子
新潟大学医学部附属病院小児外科
-
松浦 恵子
新潟大学小児外科
-
成沢 林太郎
新潟大学光学診療部
-
八木 実
新潟大学医学部付属病院小児外科
-
松田 由紀夫
新潟大学医学部小児外科
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