大運動量移行反応と構成子構型
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
強い相互作用をする粒子ハドロン(重粒子と中間子)は複合系ではあっても, その構成子は内部に閉じ込められている. 構成子のより内部での運動を調べるにはハドロンにより大きい運動量を移行させてゆさぶるのがもっとも直接的である. 大運動量移行反応で観測されている量(弾性散乱角分布, 生成粒子運動量分布, 形状因子等)はすべて移行運動量の羃関数である. 一方反応は構成子の簡単な組替え図で模式的に表現される. 羃関数の種々の指数は組替え図の中で大運動量移行を担う構成子の個数と密接に関係していると考えられる(構成子計数則).
- 社団法人日本物理学会の論文
- 1977-08-05
著者
関連論文
- 振動背景場におけるバリオン生成
- MSSMの有限温度における過渡的CPの破れ
- 5p-D-13 弦と接合点をもった構成子組み替え図とP^^-P消滅過程
- Oriented Stringによるhadronの構造及び反応(素粒子反応とウルバリオン像,研究会報告)
- 29a-D-1 The Hadron Structure with the Orientable String and the Junction
- 共鳴相関と後方散乱(Urbaryon模型による素粒子反応,研究会報告)
- 11p-B-9 ΠN後方散乱と共鳴相関
- 4a-R-2 バリオン交換反応と共鳴相関
- 4p-E-13 Dip-bump Structure of Cross Section and Urbaryon Rearrangement(II)
- 3a-KA-5 Dip-bump structure of cross section and sakaton rearrangement
- UrbaryonのくみかえとHadronの反応の特徴について
- 11p-B-4 Cluster model of Hadrons
- 核力の中間子理論の発展(湯川秀樹博士追悼)
- 大運動量移行反応と構成子構型
- 日ソ文化協定についての資料
- (友沢→大槻)への返事(放談室)
- Baryonの分子模型
- 原子力三原則について思い出すこと
- バリオニアムについて(長期研究計画,構成子の組み替え模型と素粒子反応,研究会報告)
- バリオニアムとダイバリオン(Exotics,高エネルギーにおける多重発生,研究会報告)
- 1a-AA-3 EXOTIC ハドロン
- 大p_Tハドロン生成のPowest sub-process模型(スケーリングの破れとハドロンの構成子の構造,研究会報告)
- 閉じこめの問題と高密度核物質(高密度核物質,研究会報告)
- ステレオ型URD(素粒子の模型と構造,研究会報告)
- ハドロンのオリエンタブルな構造について(素粒子の模型と構造,研究会報告)
- ISR領域での第二の回折相互作用半径(ISR領域の新しい特徴とハドロン反応・対称性と構造,「素粒子の模型と構造」研究会報告(上),研究会報告)
- ISR領域での新しい相互作用半径(ISR領域での特徴,Urbaryon模型と素粒子反応(1973年12月),研究会報告)
- ∧-NのRepulsive Coreについて(核力,研究会報告)
- Cluster模型と準粒子像について(「素粒子の模型と構造」拡大世話人会報告,研究会報告)
- URD,Ogawa ruleその他(報告(3)ハドロン相互作用から見た素粒子像,素粒子の模型と構造,研究会報告)
- まとめの議論のときのコメント(free discussion,まとめ,「URDとhadron reaction」拡大世話人会,研究会報告)
- Interaction Radius Scalingについて(素粒子の模型と構造,研究会報告)
- URDの位置づけど散乱振巾について(2 二体および準二体散乱,素粒子反応と素粒子の構造,研究会報告)
- B-B^^-問題(素粒子反応と素粒子の構造,研究会報告)
- One-Boson-Exchange過程とN-N-相互作用について(核力,研究会報告)