転移点を含む方程式 I
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概要
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物理学, 工学等の分野での重要な現象を記述する微分方程式には, その最高階の項の係数が∞になりその両側で符号を変えるといった転移点の含まれる場合が非常に多い. 例えば, シュレディンガー方程式, 更には電離層中の電磁波とか成層大気圏又は海洋等の非均質媒質中の波動伝播を支配する方程式等はその代表的なものであろう. 本稿ではこのような転移点を含む方程式の取扱いについての基礎概念を出来るだけその物理的意味を明らかにしながら説明してみよう.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 1976-06-05
著者
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