日本における最近の身体活動に関する研究
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概要
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I)研究の概要 日本の体育学会は1950年に発足し, 1975年に第26回の学会大会が天理大学で開催された. 学会が発足以来25年を経過した段階で, 当学会は, 発足以来今日までの研究の成果と課題を検討することとした. 表1の研究チームがこの研究を担当した. この学会はその研究対象が広い領域にわたっているので, 学会発足以来11の専門分科会が誕生した. それらば体育原理, 体育史, 体育社会学, 体育心理学, 発育発達, 測定評価,体育方法, 運動生理学, キネシオロジー, 体育管理, 保健である. これらにはそれぞれ50人以上のメンバーが所属し, それは学会の下部組織として発展してきた. 過去25年間の当学会員の身体活動に関する研究の大部分が本研究の資料となっている. これらの諸研究を上記11の下部領域ごとに体系的に収集整理して学会の研究成果を明らかにし, そこから学会の課題を帰納した. 研究論文の収集整理は表1の各下部領域の担当者が相互の連絡なしに行なったので, 同一論文が二重三重に収録されている場合がある. したがって, 各表の総論文数は実際に発表された題数より幾分多くなっている. 収集論文の整理は次の二つの観点からなされた. すなわち, それは研究の学術研究の成果と, 保健・体育とスポーツ実践への応用的成果とである. II)各論 1)体育原理 2)体育史 3)体育社会学 4)体育心理学 5)発育発達 6)測定評価 7)体育方法 8)運動生理学 9)キネシオロジー 10)体育管理 11)保健
- 社団法人日本体育学会の論文
- 1977-03-25
著者
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