筋の作用機序からみた急激動作前筋放電休止期の出現様相
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
An electromyographic silent period preceding to a synchronous discharge in a rapid voluntary movement was investigated from the viewpoint of a motor control. While subject stood and held his knees bended stationary against the gravity, he was asked to respond to a signal with a rapid vertical jump as quickly as possible. During the preparation to the movement, motor units activity, which was detected with use of semi-microelectrodes, revealed itself monotonically, and this activity was identified as motor volley from "continuously long interval firing motor units" from analysis of the discharge frequency as described by Grimby and Hannerz. Hence the resulting silence must be due to disappearance of the tonic motor volleys under the conditions of these experiments. The problem of how this adjustment is brought about was speculated as follows. It can be assumed that the central nervous system switches from tonic to phasic excitation related with a rapid change from tonic to phasic voluntary contraction of muscle. As to the occurrence of the silence, the muscle electrical activity for static contraction must cease earlier than onset of the phasic motor volleys. EMG premotion silent periods, those began not coincidentally in a movement were observed among different muscles. They appeared, in many cases, orderly dependent on the onset of the synchronized muscle electrical activity. However, the silent periods without any order were recorded in a movement. Furthermore, it was confirmed that this silent period can occur in a limited muscle or its part in a movement. These results led to an assumption that the silences with the orderly onset of the synchronized EMG appeared in better-coordinated movement than the movement with the silent period without such order and with the silence in a limited muscle or its part. Even more interesting is the assumption that well trained subject can excite tonic and phasic motor units separately and switch their excitation more agilly. because the premotion silent period was observed frequently in trained subjects.
- 日本体力医学会の論文
- 1982-02-01
著者
関連論文
- 1049 マシントレーニングと介護予防 : 地域型在宅介護支援センターでの試み(生活環境支援系理学療法9,一般演題ポスター発表,理学療法の可能性,第41回日本理学療法学術大会)
- 1711 民間病院における心大血管リハビリテーションの現状 : 平成18年度診療報酬改定の影響(内部障害系理学療法,一般演題(ポスター発表演題),第43回日本理学療法学術大会)
- 脚筋力養成型ウォーキング手法の有効性の検討
- 4159 心筋梗塞患者回復期における運動処方
- 4158 心筋梗塞患者の運動療法経過中の心電図的所見
- 4157 心筋梗塞患者のためのエルゴメトリー
- 筋の作用機序からみた急激動作前筋放電休止期の出現様相
- 807 連続反応動作による運動能力の検討
- 41.敏捷動作の中枢性制御能について : 急激動作前筋放電休止期の出現の特徴から : 運動生理学的研究 : 第35回日本体力医学会大会
- 97.脚筋の力学的特徴からみた急激動作前筋放電休止期の出現様相 :運動生理学的研究II : 第34回日本体力医学会大会
- 骨盤動作がロウイングパフォーマンスに及ぼす影響
- 320 生活習慣病の予防に向けて : 体組成と心肺持久力の検討から(生活環境支援系理学療法,一般演題(ポスター発表演題),第43回日本理学療法学術大会)
- 1181 生活習慣是正による健康指標改善効果に関する研究(札幌ライフスタイルスタディ) : メタボリックシンドロームが基礎代謝量に及ぼす影響の検討(生活環境支援系理学療法26,一般演題ポスター発表,理学療法の可能性,第41回日本理学療法学術大会)
- 水中ポールウォーキング手法の健康運動効果の検討
- 自転車選手の脚筋パワーおよび力-速度関係について : 第二報 脚筋トレーニングに伴う力・速度およびパワーの変動
- スキージャンプ・テイクオフ動作の動的数値流体解析
- スキージャンプ・テイクオフ時のEMG周波数解析
- クロスカントリースキー実競技中における筋電図のスペクトル解析
- クロスカントリースキー実競技中における筋電図のスペクトル解析(生体医工学一般)
- ノルディックウォーキング用ポールによるスリップ転倒回避の効果
- 動的模型によるスキージャンプ・テイクオフ動作の空気力学的解析
- スキージャンプ・テイクオフ動作の数値流体解析
- 運動時筋電図の周波数分析による筋特性評価の試み
- クロスカントリースキーにおけるポーリング動作のバイオメカニクス的研究 : 筋電図計測による動作解析
- 近赤外光による体内生理情報の経皮テレメトリ
- 057GYM215 画像解析によるスキージャンプ・テイクオフ動作技術の評価
- 8.Body suspensionによるラットヒラメ筋線維および脊髄支配運動ニューロンの組織化学的特性の変化(第5回日本体力医学会近畿地方会)
- 033F16 投距離の調整能について
- 疲労による誘発筋電図(M波)の変化
- サッカーのインステップキックにおける下肢筋群の作用機序について : 10. キネシオロジーに関する研究
- サッカーのインステップキックにおける技術的分析 : 10. キネシオロジーに関する研究
- 183 一般運動施設における維持期虚血性心疾患患者受け入れの可能性
- 992 介護老人保健施設における入所・通所利用者の基礎体力(生活環境支援系理学療法2,一般演題ポスター発表,理学療法の可能性,第41回日本理学療法学術大会)
- 432 通所リハビリテーションにおけるマシントレーニングが有効であった慢性呼吸不全症例(内部障害系理学療法6)
- 145.アイソカイネティック負荷法及び荷重負荷法による人体筋の力-速度関係 : 運動生理学的研究II : 第36回日本体力医学会大会
- Training-type歩行法の高齢者応用と評価
- 043122 低圧暴露とトレーニングに対するラットのグリコーゲン、酵素活性の性差について(4.運動生理学,一般研究B)
- 043121 異なる低圧下における水泳トレーニングのグリコーゲと酵素活性に及ぼす影響について(4.運動生理学,一般研究B)
- 043110 亜熱帯地方の日本人中高年者の最大酸素摂取量について(4.運動生理学,一般研究B)
- 042306 分岐鎖アミノ酸(BCAA)が脚パワーの持久性に及ぼす影響について(4.運動生理学,一般研究B)
- 155.低圧環境下の水泳トレーニングがラット骨格筋線維の組織化学的特性に及ぼす影響 : 適応と訓練効果に関する研究 : 第40回日本体力医学会大会
- 131.低圧下生れのラットの水泳トレーニングの影響 : 適応と訓練効果に関する研究 : 第40回日本体力医学会大会
- 043110 調整力の発達 : (1)跳躍動作(4.運動生理学,一般研究)
- 041304 低圧及びトレーニングが骨格筋線維の組織化学的特性に及ぼす影響 : 性差について(4.運動生理学,一般研究)
- 041302 短時間低圧暴露とトレーニング効果(4.運動生理学,一般研究)
- 7.ラット骨格筋線維の組織化学的特性に及ぼす長期間低圧暴露の影響 : 適応と訓練効果に関する研究
- 6.低圧とトレーニングがラットの血液性状に及ぼす影響 : 適応と訓練効果に関する研究
- 4104 間欠的、長期低圧環境下における水泳トレーニングの血液・循環機能への影響(4.運動生理学,一般研究)
- 4092 骨格筋線維の組織化学的特性に及ぼす低圧とトレーニングの影響(II)(4.運動生理学,一般研究)
- 2) 虚血性心疾患のリハビリテーション療法 : 核医学的検討 : 日本循環器学会第55回近畿地方会
- 175.骨格筋線維の組織化学的特性に及ぼす低圧とトレーニングの影響 : 適応と訓練効果に関する研究
- 4099 低圧と水泳が骨格筋及び臓器組織の酵素活性に及ぼす影響について
- 心筋梗塞患者のためのエルゴメトリ---ポロック教授の講演から
- 心筋梗塞患者のためのエルゴメトリ---ポロック教授の講演から
- 202 急性心筋梗塞後ステント留置例の運動耐容能についての検討(内部障害系理学療法5, 第42回日本理学療法学術大会)
- 1214 心臓リハビリテーション参加者のQOLの規定因子に関する検討(内部障害系理学療法18)
- 1198 虚血性心筋症による慢性心不全・低心機能症例に対する長期運動療法の経験(内部障害系理学療法15)
- 虚血性心臓病患者運動療法への水泳の適用 : 監督下プログラムにおける実験的所見
- 101.虚血性心疾患長期スポーツ療法へのスキーの適用 : 運動生理学的研究I : 第40回日本体力医学会大会
- 041208 虚血性心疾患スポーツ療法におけるβ-遮断剤併用の影響(4.運動生理学,一般研究)
- 835 通所リハ参加者に対するマシントレーニングの試み : 「高齢者筋力向上トレーニング事業」の理念を目指して(生活環境支援系理学療法19)
- 725 心臓リハビリテーションの継続性に関する調査報告
- 327 維持期冠動脈疾患患者の日常生活に必要な運動量および運動療法の実践に関する基礎調査(呼吸・循環器系疾患)
- 184 維持期心臓リハビリテーションの終業後運動療法の試み
- 虚血性心疾患患者に対する集団運動治療法 : その開始と経過から : スポーツ医学に関する研究
- 182 維持期心臓リハビリテーションのトレーニング効果 : 血中コレステロール値の変動に着目して
- 496 労作性狭心症患者に対する長期運動療法の効果(呼吸・循環器系疾患)
- 心不全と運動療法 : 年齢とADLとの関係
- 497 冠動脈内STENT植え込み術後の運動負荷試験の実施時期と心拍応答について(呼吸・循環器系疾患)
- 空気力学的解析によるスキージャンプ・テイクオフ動作の評価
- 表面タフト法によるスキージャンパー近傍気流解析のための基礎的検討
- クロスカントリースキーの動作分析手法の開発 : 3次元画像解析と力の無拘束計測
- 近赤外光組織酸素モニタによる筋代謝の測定
- 全日本スキー連盟ナショナルチーム : 競技力向上への医用工学的サポートから
- 導電性ゴムを用いた肩峰点の胸郭に対する移動量計測手法 : 運動成績の評価のために
- 全日本スキー連盟の高所トレーニングへの取り組みの現在・過去・未来
- スノーボードジャンプにおける空中回転動作の分析 (MEとバイオサイバネティックス)
- 体力負荷心電図から見た中高年齢者の体力診断 : 3. 中高年令者の体力診断
- 女子中高年者のトレーニングによる最大酸素摂取量の変化について : 11. 運動生理学に関する研究
- スノーボードジャンプにおける空中回転動作の分析
- 05バ-25-ポ-17 スキージャンプ・テイクオフ動作のバイオメカニクス的トレーニングの提案(05.バイオメカニクス,一般研究発表抄録)