発育期における膝関節角度と筋力 : 発育期の体力に関する基礎的研究

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概要

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発育期の小学校1〜6年生男子児童(年令7〜12歳)61名を対象に,膝関節角度変化による膝関節伸展張力及び内側広筋,大腿直筋及び外側広筋の表面筋電図の変化を検討した.また,身長,下肢長等の形態計測も行った.測定成績は以下の通りであった.1)下肢長の身長比は学年が進むに伴って増大した.2)各学年の各関節角度における最大筋力は,学年が進むに伴ってピークが70°から90°に移行した.3)各関節角度において内側広筋,大腿直筋及び外側広筋の表面筋電図の積分値をみると,全学年を通じてそのパターンが同じであった.最大筋力発揮時の大腿直筋の筋電図の積分値は,45°でピーク値をとった.内側広筋及び外側広筋はそれぞれ110°及び90°でピーク値をとった.
1985-12-01

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