精神薄弱児の弁別逆転学習に関する研究 : 反応時間を中心とした正常児との比較検討
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概要
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本研究では筆者の先行研究(梅谷,1973)にひき続いて,「具体物」と「大小」の2次元2価の弁別逆転移行課題を用い,連続逆転移行を含む弁別逆転学習の機制が検討された。この際,精神薄弱児は同一MAの正常児と比較され,結果の分析の指標として,所要試行数のほかに反応時間が用いられた。その結果,以下の点が明らかにされた。A・1回の弁別逆転移行学習(1)MA6才とMA8才レベルの精神薄弱児および正常児について,所要試行数を指標とした弁別逆転移行の難易が検討された。
- 日本教育心理学会の論文
- 1973-12-31
著者
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