情報探索行動に及ぼす決定と選択肢の数の効果
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概要
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いくつかの立場が選択肢としてある時,その中から正しいと思われる選択肢を1つ決定することが,情報探索行動に及ぼす効果を,情報探索をしてから決定をする場合と比較しながら検討した。選択肢は進化は何故起こったかに対する説で,自然選択説,用不用説,定向進化説,突然変異説である。選択肢2説の中から決定する群と選択肢4説の中から決定する群があり,決定の時期2×選択肢数2の4群である。対象は中学3年生144名であった。結果は次の通りである。1決定をすると題材への質問をだしたり,パンフレットを読むという情報探索行動か少なくなる。2決定をすると自分の選んだ説を支持する情報を求めるようになるという傾向はみられなかった。
- 日本教育心理学会の論文
- 1973-12-31
著者
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