5.上肢筋群の筋活動電位と手掌と床面より生じる床反力によるプッシュアップ動作の解析 : 健常者と頸髄損傷者の比較 (第14回日本リハビリテーション医学会中国・四国地方会)
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概要
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頸髄損傷者において. (1)肩甲帯筋群の活動電位が動作開始前より出現する. (2)健常者での上肢筋群から肩甲帯筋群への2相性の活動ではなく肩甲帯筋群からの逆のストラテジーを取っている. (3)瞬発的な動作に対応できないため床反力の周期が長い. (4)(1), (2)は体幹筋群の代償として体幹や肩甲帯を固定するためであり効率よく動作を遂行するためと考える. 頸髄損傷者のプッシュアップ動作の獲得には, (1)受傷前と異なった動作であることを指導する必要があり, (2)体幹や肩甲帯の可動性や肩甲帯の筋力の強化が
- 2005-03-18
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