脳卒中のリハビリテーションにおけるHalfway House の意義について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The halfway house is one of the 'intermediary institutions' which include also the night hospital and day hospital, and it plays an important role in the rehabilitation by serving as an intermediary step on the way from hospital life to full return to home. Halfway hosues for physically and mentally handicapped have well developed in U.S.A. and England. Westmoor House in London established by Dr. Howell is typical such houses. In the present article, an experience of a halfway house closely connected with the rehabilitation service of a community general hospital is reported, which extends over the first one and one-half years of its operation. This halfway house accomodates about 80 convalescent patients (mostly hemiplegic), and they are encouraged to live actively and independently as much as possible in an environment closely resembled to thier home. Architectural planning and design was carefully oriented to this ultimate goal, including, for example, wards in Japanese style(with tatami), triangle day corner for each Western style ward, adapted bathtubs, toilets and basins, landscaped garden for outdoor activities, and so on. The total rehabilitation program of the halfway house is oriented for the earlier return of the patients to home with maximal independence in basic A.D.L. and their return to a productive life. For this pourpose, ocupational therapy program with emphasis on A.D.L. and prevocational evaluation and training has been developed. Physical therapy program at the harlfway house is mainly that of maintenance. Social work program is centered for the earlier discharge of the patients to home and adequate vocational placement. A grope recreation program, organized jointly by social workers and occupational therapists was also developed.
- 社団法人日本リハビリテーション医学会の論文
- 1970-04-18
著者
-
上田 敏
東大病院リハ部
-
太田 舜二
太田綜合病院附属熱海総合病院内科
-
陳 慧玉
東京都老人総合研究所リハビリテーション部障害研究室
-
宗像 健
太田綜合病院附属熱海総合病院内科
-
出羽 和
福島医科大第一内科
-
陳 慧玉
東大工学部吉武研究室
-
高橋 功光
太田綜合病院付属熱海総合病院
関連論文
- 頸髄損傷患者の社会復帰に影響を与える因子について : 重度身体障害者更生援護施設の場合 : 第27回日本リハビリテーション医学会総会 : 脊損
- 病院に於ける言語治療の試み : Pilot Study I
- 11.脳卒中後片麻痺の合併症に関する研究(4) : 廃用性筋萎縮 : 特に筋持久力低下と経時的変化について(脳卒中)
- 37.障害を持つ人々の日常生活空間の快適性に関する評価方法の検討(ADL・住居)
- 1.脳卒中後遺症患者の臨床心理的特性右麻痺・左麻痺の差異の検討
- 28) マリー氏病患者の構音に関する研究(第1報)(第4回日本リハビリテーション医学会総会)
- 視覚障害者による旅客駅利用に関する研究 : (その1) 駅設備利用状況調査の概要 : 建築計画
- 車いす使用者の用便動作の研究 : その1研究の概要 : 建築計画
- 片麻痺手指機能テストの標準化 : 12段階手指機能テストおよび5段階上肢能力テスト
- 脳血管障害片麻痛患者のリハビリテーション : 第2報 : 機能訓練時の血圧変動 : 第33回日本循環器学会東北地方会
- 9.脳血管障害片麻痺のリハビリテーションに関する研究(第3報)脳血管障害片麻痺患者の機能訓練時における血圧, 脈拍, 体温の変動について
- 11) 脳血管障害片麻痺のリハビリテーションに関する研究 : (第2報)脳血管障害者のリハビリテーションにおける皮膚毛細血管像の意義(第4回日本リハビリテーション医学会総会)
- 脳卒中におけるリハビリテーションと毛細血管像 : 第30回日本循環器学会東北地方会
- 45.脳血管障害片麻痺のリハビリテーションに関する : (第1報)脳血管障害片麻痺と皮膚毛細血管像(第3回日本リハビリテーション医学会総会)
- I-14 脳卒中後遺症における循環機能に及ぼす影響(呼吸循環障害)(第11回日本リハビリテーション医学会総会)
- 装具をめぐって
- リハビリテーションにおける医師の役割
- 著明なRaynaud氏現象と肺線維症を伴った鞏皮症の一例 : 第27回日本循環器学会東北地方会
- 61. 成人アテトーゼ型脳性麻痺に合併する頸椎症について(CP・筋ジストロフィー, その他)(第10回日本リハビリテーション医学会総会)
- 6.四肢麻痺患者に対するmyoelectric control hand splintについて
- 肢体不自由者公営住宅の設計計画 (4) : 健常者との接触におよぼす住戸配置の影響 : 建築計画
- 肢体不自由者公営住宅の設計計画 (3) : 平面利用状況からみた住居スペース : 建築計画
- 肢体不自由者公営住宅の設計計画 (1) : 入居者の実態 : 建築計画
- 老人の生活環境に関する研究 : その1. 特別養護老人ホームの全国実態調査による一考察 : 建築計画
- 77.脳卒中後失語患者のReading Reversales
- I.3-19.多種類の障害者の日常生活動作と建築設備に関する研究(第14回日本リハビリテーション医学会総会)(ADL・住居)
- 車いす使用者の用便動作の研究 : その2事例紹介(1) : 建築計画
- 女子車いす使用者の調理作業についての研究 : その3・試作ユニットを用いた実験報告 : 建築計画
- 女子車いす使用者の調理作業についての研究 : その2・特定目的公営住宅入居者についての考察 : 建築計画
- 女子車いす使用者の調理作業についての研究 : その1・女子肢体不自由者の家事作業の実態 : 建築計画
- 96. 理学療法部門の建築計画(心理・社会など)(第10回日本リハビリテーション医学会総会)
- 脳卒中のリハビリテーションにおけるHalfway House の意義について
- 60.脳血管障害片麻痺のリハビリテーションに関する研究(第4報) : 脳血管障害片麻痺患者における脳血管写像と皮膚毛細血管像について(第6回日本リハビリテーション医学会総会)
- 各種筋萎縮性疾患のリハビリテーション : 筋疾患 : 第31回 リハビリテーション医学会医師卒後教育研修会
- 「異常歩行と装具」George G. Deaer著 児玉俊夫 監修・寺沢幸一・赤石 謙 共訳 A5判, 100頁, 図4,写真25,\600,〒30,医学書院 刊
- 老人機能訓練事業の内容及び効果に関する調査研究 : 第27回日本リハビリテーション医学会総会 : 老人など
- 57.リハビリテーションの心理的側面 : 脳卒中後片麻痺患者の知的構造
- 44.筋萎縮症クリニックの経験(筋ジストロフィー症のリハビリテーション・その他)(第9回リハビリテーション医学会総会)
- 6.脳卒中患者のリハビリテーションにおけるHalfway houseの意義について
- 老人の自立とすまい : 軽費老人ホームB型の実態からの考察 : 建築計画
- I-40 肢体不自由者住宅に関する研究(社会)(第11回日本リハビリテーション医学会総会)
- 1.リハビリテーション施設の建築(リハビリテーションと建築)
- 98.建築計画的見地からみた病院におけるリハビリテーション・サービスの現状分析について(第6回日本リハビリテーション医学会総会)
- 97.アメリカにおけるリハビリテーション施設の現状と傾向について(第6回日本リハビリテーション医学会総会)
- 障害者とは(主題・身体障害者と住環境 (主集 49年度北陸大会「研究協議会」課題))
- A case of pancreatic encephalopathy