脳卒中における地域完結型リハビリテーション
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Utilization of stroke unit and acute thrombolytic therapy within 3 hours of onset introduced the new era of acute stroke therapy. Acute ischemic stroke is no longer "Cinderella disease," but a "brain attack" because its neurological deficit can be reversed or diminished by a dedicated management. An acute stroke center should be organized to provide the best stroke therapy at any time. Rehabilitation in the recovery stage could be done in the specialized rehabilitation hospitals within Kumamoto due to inter-hospital cooperation. Our acute stroke team can concentrate on the treatment of stroke in the acute stage (within 2-3 week from the onset). We have been developing this stroke management system based on an acute stroke unit with referral to a rehabilitation unit in other hospital (regional inter-hospital referral model) in contrast to the conventional system with a combined acute and rehabilitation stroke unit in a single hospital (intra-hospital referral model). Eight-hundred and six patients (459 male, 347 female, 71.0±12.2 years old) with acute ischemic stroke were admitted to three hospitals between May 1999 and April 2000. The average NIHSS was 8.2 (median 5). 41.3% of the patients admitted within 3 hours of stroke onset. The length of hospital stay was 17.3±17.4 (median 14) days. Two-fifth of all patients discharged to their home, and 76.6% of them discharged within 14 days. Another 2/5 patients were transferred to rehabilitation hospitals, and 62.1% of them discharged within 21 days. The reduction of length of hospital stay was achieved by the use of clinical pathway and the inter-hospital cooperation.
- 社団法人日本リハビリテーション医学会の論文
- 2002-07-18
著者
-
平野 照之
熊本大学大学院医学薬学研究部脳神経科学講座神経内科学分野
-
平野 照之
熊本市立熊本市民病院 神経内科
-
平野 照之
熊本大学大学院医学薬学研究部神経内科学分野
-
平野 照之
熊本大学医学部附属病院 薬剤
-
平野 照之
熊本大学医学部神経内科
-
徳永 誠
国立熊本病院救急医療センター
-
徳永 誠
熊本機能病院総合リハ部
-
徳永 誠
熊本機能病院 神経内科
-
米原 敏郎
済生会熊本病院脳卒中センター神経内科
-
米原 敏郎
済生会熊本病院 看護部
-
渡辺 進
熊本機能病院神経内科
-
橋本 洋一郎
寿量会熊本機能病院 併設介護老人保健施設清雅苑
-
橋本 洋一郎
熊本市立熊本市民病院 薬剤部
-
渡邊 進
熊本機能病院総合リハ部
-
米原 敏郎
熊本病院 脳卒中センター神経内科
-
米原 敏郎
済生会熊本病院 リハビリテーションセンター
-
米原 敏郎
熊本市立熊本市民病院 神経内科
-
徳永 誠
国立熊本病院神経内科:(現)熊本機能病院神経内科
-
橋本 洋一郎
熊本市立熊本市民病院 神経内科
関連論文
- 各疾患における神経因性膀胱 脳卒中 (特集 神経因性膀胱の話題)
- 脳有鉤嚢虫症 : 20年後の再感染がうたがわれた1例
- 下肢静脈エコーで可動性を有する深部静脈血栓をみとめた奇異性脳塞栓症の1例
- コイル塞栓術を施行した外傷性頭蓋外椎骨動脈解離の1例
- Midazolam・propofol 併用による抗筋痙攣療法をおこなった重症破傷風の1例
- 一側性延髄外側梗塞にともない閉塞性神経因性膀胱をきたした1例
- 急性期アテローム血栓性脳梗塞に対する超選択的血栓溶解療法の試み
- 抗凝固療法中に発症した虚血性脳卒中
- 発作性心房細動に対する電気的除細動後の脳梗塞
- 脳卒中急性期における検査の重要性
- 血清・髄液中抗グルタミン酸受容体抗体陽性が診断を混乱させた glioblastoma の1例
- 急性期総合病院におけるmobile stroke unit (team)(脳卒中リハビリテーション・ストロークユニットの実学-急性期病院におけるリハビリテーション・システム-,第44回日本リハビリテーション医学会学術集会/神戸)
- 皮質低吸収を伴わない脳浮腫の意義 : early CT signs の一つとして
- 鎖骨下動脈狭窄に対する血管拡張術施行中の椎骨動脈血流波形変化
- 急性期に多様な形態変化をきたした鈍的外傷による総頸動脈解離の1例
- 頭痛のみを初発症状とした海綿静脈洞部硬膜動静脈瘻の2例
- 脳梗塞における早期けいれん発作
- 歯科処置後に発症した Streptococcus oralis 髄膜炎の1例
- 頸部頸動脈内可動性血栓の臨床像
- 脳卒中診療ネットワーク(脳卒中リハビリテーションの進歩と実践,第43回 日本リハビリテーション医学会 学術集会)
- 急性期病院から回復期リハビリテーション病棟に望むもの(回復期リハビリテーション病棟の現状と課題, 第42回 日本リハビリテーション医学会 学術集会)
- 急性期病院における虚血性脳血管障害の在院日数延長因子
- 急性期脳梗塞における安静度拡大
- 痙攣発作で発症した top of the basilar syndrome の2症例
- 自宅で発症した美容院卒中症候群の1例 : 日常生活の頸部後屈により発症した脳梗塞
- III-1-1 地域完結型脳卒中診療態勢における回復期リハビリテーション病棟の役割と現況(回復期リハ病棟2)
- 診断と治療 脳梗塞の診断(4)MRI--脳梗塞におけるMRIの意義を中心に
- 大量出血による急激な貧血を契機に発症した両側境界領域脳梗塞の2例
- 左上肢の強直性発作のみをきたした心原性脳塞栓症の1例
- 拡散強調画像が診断に有用であった副鼻腔炎にともなう大脳半球間裂部硬膜下膿瘍の1例
- 僧帽弁輪石灰化に基づく弁付着可動性構造物由来の脳梗塞の1例
- 出血性変化をともなう両側視床病変より進展した単純ヘルペス脳炎の1例
- 一過性黒内障と網膜動脈閉塞症の心血管病変の差異
- 両側前大脳動脈解離による若年性脳梗塞の1例
- 2-P1-80 地域完結型診療態勢におけるADLに基づく脳卒中連携パス作成の試み(回復期1,ポスター,一般演題,実学としてのリハビリテーションの継承と発展,第44回日本リハビリテーション医学会学術集会)
- 脳梗塞の診療情報提供書における記載項目 : 地域連携クリティカルパス作成時における調査
- 篩骨洞貯留嚢胞を合併したpericarotid syndromeの1例
- 経過中に脊髄炎症状が増悪し Steroid, Ganciclovir が奏効した Epstein-Barr Virus 関連脳脊髄炎の1例
- 抗凝固療法中に発症した虚血性脳卒中
- 疼痛管理にオピオイド鎮痛薬が有効と考えられた舌咽神経痛の1例
- 脳卒中の診療態勢(第24回日本脳神経外科コングレス「脳卒中急性期の救急体制と対応」発表演題)
- 地域完結型脳卒中診療態勢 : 熊本市神経内科関連3施設の虚血性脳血管障害診療状況
- 脳卒中の診療体制(1)地域完結型
- 脳卒中診療--院内体制の確立 (特集 脳卒中診療Up-date--脳卒中の発症予防,急性期治療から再発予防まで)
- 脳梗塞に続発した両側声帯麻痺の2例
- サリドマイド単独療法中に発症した脳梗塞の1例
- 遅発性出血性梗塞をきたした脳梗塞の2例
- 脳梗塞の early CT sign (11月第1土曜特集 脳梗塞超急性期--Brain attack時代の診断と治療) -- (診断)
- 左大脳半球梗塞発症に際し左肢節運動失行をともなった1例
- 肝性脳症で発症した門脈血栓症の1例
- 視覚症候をともなわなかった前兆のある片頭痛の1例
- 微小栓子シグナルの経過を追跡した内頸動脈解離による若年性脳梗塞の1例
- ^Tc-ECD 脳血流 SPECT を用いた Acetazolamide 負荷検査における作用発現の時間依存性に関する検討
- 30P2-054 多発性硬化症患者に対する薬剤管理指導 : 自己注射インターフェロン治療を中心に(服薬指導(入院・外来),医療薬学の扉は開かれた)
- 追加発言 : Acetazolamide SPECTとPETとの関連性
- CADASIL : 本邦におけるCADASILならびに類似疾患の臨床解析
- Microscopic polyarteritis nodosaの経過中に発症したReversible posterior leukoencephalopathy syndromeの2例
- 脳梗塞急性期におけるt-PA適応症例の抽出
- 急性期脳血管障害の診断の進歩
- 脳卒中における地域完結型リハビリテーション
- CT・MRI検査 (脳卒中のすべて) -- (脳卒中の診断と検査)
- 脳血管障害 (特集 進歩した排尿障害の治療) -- (脳神経疾患と排尿障害)
- 痙攣発作で発症し側頭葉内側面に限局した痙攣後脳浮腫を呈した1症例 : 非ヘルペス性急性辺縁系脳炎との関連について
- CT・MRI診断
- rt-PA(アルテプラーゼ)静注療法実施講習会 講師報告(熊本県) Early CT sign の判読のコツ
- 脳血管障害--内科の立場から (特集 救急でみる脳神経疾患)
- 聴覚失認をともなった緩徐進行性失語の1例
- Vibrio vulnificus により髄膜脳炎をきたした1例
- 急性期脳梗塞患者の転院待機日数の検討
- 脳梗塞(1)ラクナ梗塞、アテローム血栓性脳梗塞 (特集 脳卒中の予防戦略--特定保健指導の先にある脳血管イベントの防止にどう取り組むか) -- (各疾患の解説)
- 脳梗塞と神経心理学
- 急性期脳血管障害の診断の進歩
- 眼虚血症候群 : 神経超音波検査の役割
- 脳卒中クリティカルパスの現状
- 心エコーで疣贅の出現と消失を認めた非細菌性血栓性心内膜炎脳梗塞の1例
- 脳卒中医療における連携の考え方
- 地域完結型と病院完結型脳卒中診療態勢の比較
- MRIによる適応判定の注意点 : Reversed Discrepancy と深部白質病変の意義
- 14^ Conference of the Neurosonological Research Group of the WFN 4^-6^ September 2009, Sebel Cairns, QLD, Australia
- 脳卒中と鑑別すべき疾患 (特集 ブレインアタック時代の「脳卒中」診療) -- (診療所から病院へ)
- 中枢性疼痛を来した延髄内側梗塞の1例
- 右利き患者にみられた高位皮質機能のreversed lateralizationの1例
- 髄膜炎に伴う脳梗塞の検討
- 弾力線維性偽黄色腫におけるラクナ梗塞
- 急性期脳梗塞における早期CTサインの重要性 (脳疾患画像読影のコツとpitfall)
- 良好な転帰をとった脳底動脈解離による脳梗塞の2例
- 虚血性脳血管障害発症前の抗血栓薬内服状況の検討
- 経時的にMRIを施行した脳脂肪塞栓症の1例
- 脳卒中地域連携パス電子版の開発
- 両側視床病変を呈した硬膜動静脈瘻の1例
- 奇異性脳塞栓症における下肢静脈超音波検査による血栓検出
- J-ACT II : 血管閉塞部位別の再開通率・転帰の違いについて
- 血栓溶解療法とearly CT sign (特別寄稿 血栓溶解薬(rt-PA)保険適用認可)
- 医療機関のネットワーク--地域完結型の脳卒中診療態勢 (特集 都市と医療)
- 診断と治療 脳梗塞の診断(6)SPECT--脳梗塞の脳血流検査
- 神経超音波検査による脳主幹動脈血流速度の相関関係について-正常健常者内頸動脈系100血管による検討-
- 緩徐進行の麻痺を呈する脳梗塞
- 急性期血行再建療法の最新動向 (第48回日本リハビリテーション医学会学術集会/千葉) -- (シンポジウム 脳卒中の最新治療 : 急性期から維持期まで)
- 急性期脳梗塞患者の転院待機日数の検討