ミクロサテライトDNAマー力ーを用いた短日条件下におけるダイズ(Glycine max )の開花期に関する連鎖解析
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概要
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感光性を異にするダイズ2品種(黒河5号:感光性小,アキセンゴク:感光性大)の交雑後代の集団を用いて,短日条件下(11.5h日長)での第一開花まで日数を支配する遺伝子とミクロサ'テライトDNAマー力ーとの連鎖を解析した. F2集団では早咲きと遅咲きの個体が3:1に適合する比で分離した.F2集団からランダム選んだ19個体を自殖してF3系統を養成し,短日条件下で栽培したところ,早咲き固定系統,早咲き分離系統,遅咲き系統が5:9:5の比で観察され,この比は1:2:1に適合した.このことから,開花まで日数には早咲きを優性とする1個の主動遺伝子が関与していると推定された.
- 日本育種学会の論文
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