小児における年齢別ジゴキシンエリキシル製剤維持投与量の検討 : 血中濃度からの検討における他報告との比較
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概要
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The correlation between the digoxin elixir dosage and the serum digoxin concentration was examined 230 serum samples obtained from 159 children (67 males and 92 females, ranging in age from 0 to 10 years old) receiving digoxin elixir. An average maintenance dose for infants under 4 months old was 0.008 mg/kg/day, and was 0.01 mg/kg/day for children aged 4 months to 10 years old. The average serum digoxin concentration in these children was 2.O3 ng/ml in neonates under 1 month old, 1.33 ng/ml in 1 to 4-month-old infants, 0.9 ng/ml in 4-month-to 2-year-old children, 0.86 ng/ml in 2- to 6-year-old children, and 0.73 ng/ml in 6- to 10-year-old children. Although the dosage used for infants under 4 months old was below that stipulated in writing in the product information (0.012-0.027 mg/kg, under 2 years old), the serum digoxin concentration of infants under 1 month old was 2.O3 ng/ml, which was significantly high. And in the other cases, considerable variation was observed between the dosage per body weight and the serum digoxin concentration in each age. These findings suggest that it is necessary to reconsider the dosage written in the product information. Particularly, in infants, the variation of serum digoxin concentration in the individual patients was great even if in the same dosage. Therefore, fixing the dosage is desirable by carefully monitoring the serum digoxin concentration in each patient.
- 日本医療薬学会の論文
- 1993-10-20
著者
-
仲川 義人
山形大学医学部附属病院薬剤部
-
豊口 禎子
山形大学医学部附属病院薬剤部
-
細谷 順
山形大学医学部附属病院薬剤部
-
長岡 英世
山形大学医学部附属病院薬剤部
-
細谷 順
山形大学医学部附属病院薬剤部:山形大学医学部附属病院感染制御部
-
細谷 順
山形大学医学部附属病院 薬剤部
-
田中 千才
山形大学医学部附属病院薬剤部
-
仲川 義人
山形大学医学部附属病院
-
豊口 禎子
山形大学医学部附属病院・薬剤部
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