in vitroにおけるアルブミン製剤の薬物結合能の検討
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概要
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This study discusses the possibility that human serum albumin (HSA) preparation has equal binding efficiency with drug to normal serum albumin. The binding percentage with theophylline (TH) in vitro was 61-64% in normal serum albumin, 32% in HSA preparation, and 65% in dialyzed HSA preparation. This suggests that the fall of the binding percentage with TH in HSA preparation results not from the heat treatment but from the stabilizers. In addition, the influence of the change of pH value on the binding efficiency was equal in both normal albumin and HSA preparation, which suggests that the binding state of HSA preparation with TH is similar to that of normal serum albumin.
- 日本医療薬学会の論文
- 1988-12-20
著者
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福室 憲治
東京理科大学薬学部
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宮崎 靖則
東京女子医科大学附属第二病院薬剤部
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水野 恵司
都立駒込病院薬剤科
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福室 憲治
東京理科大学・薬学部・薬物治療学
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大淵 満寿美
東京理科大学薬学部
-
宮崎 靖則
東京女子医科大学付属第二病院薬剤部
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