授産施設の源流と展開
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概要
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授産施設体系は生保・社会事業授産施設と障害者授産施設に区分されるが、その本来の源流は大災害や急激な社会構造の変化に出現する失業者を吸収する社会安定装置にあり、明治維新以降は労働力政策、さらに社会事業政策に内包されることによって今日に至っている。障害者の労働施策についてなぜわが国では欧州のような保護雇用施策ではなく授産施設で代替されたのか、今後の授産施設はどのような展開方向を展望すべきか、これらに資するために授産施設の歴史的考察を行う。
- 埼玉県立大学の論文
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