コンピューター画像解析による根長測定法の検討

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概要

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植物の根系の成長・発達程度を捉えるために, 根長は重要なパラメーターである.しかし, 直接根長を測定するためには, 多大な時間と労力が必要となる.この労力のかかる直接法に代わり, ライン交差点法やルートスキャナーを用いる方法, またコンピューターによる画像解析法など, より簡便な方法が用いられるようになってきた.しかし, 実際に根長を測定する場合, 根の重なりあい等により短く細い側根が正確に測定されているかという点については疑問の残るところである.そこで, 本研究では根の太さの異なる水稲, トウモロコシ, ダイズを用いてルートスキャナー法, コンピューターによる画像解析法, 定規を用いて計測する直接法により根長を求め, その精度を検討した.
日本作物学会の論文
1993-12-01

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