イネ球状胚の超微形態に関する研究
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概要
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胚発生は個体生長の始まりであり, その後の植物体を形成する重要な過程である.それゆえ植物の胚発生に関する研究は今日まで数多くなされてきた.しかし, イネでは光学顕微鏡による研究は多いが, 電子顕微鏡を用いた研究は少ない.そこで我々はイネの胚発生に関して電子顕微鏡を用いて研究を進め, これまで卵細胞や胚盤上皮細胞について報告した.今回, 受精後, 胚が球状胚に成長する過程に伴っておきる細胞の超微形態変化に関して研究した.
- 日本作物学会の論文
- 1991-07-01
著者
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