イネの穂相に関する研究 (III) : 穂相に現われたバラ播栽培稲の特徴
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概要
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水稲のバラ播栽培は岡山大学赤松助教授により創始され, 岡山・兵庫県をはじめとして広く普及し今や全国的に注視されている乾田直播栽培法で, その省力性・労働生産性・収量安定性・良質米が期待されている。筆者らは昭和45年以来バラ播栽培を行なっているが試験成績は概して良好である。乾田直播・バラ播・ドリル播栽培と慣行移植栽培における穂相について比較調査したところ, バラ播栽培に注目すべき2・3の特徴が現われたので報告する。なお供試品種は金南風, 穂相調査は無作意に選んだ100本の穂について行なった。
- 日本作物学会の論文
- 1972-03-31
著者
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