イネの穂相に関する研究 (I) : 肥料五要素試験における穂相の相違について
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概要
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肥料五要素試験は旧愛知県農試において1910年以来行ってきた試験で, 水田技術実験農場に移管後も継続している。試験区は石灰単用, 無肥料, 無窒素, 無燐酸, 無加里, 無石灰, 四要素, 五要素(1)(四要素+堆肥75kg/a)および五要素(2)(同+堆肥225kg/a)の9区で供試品種は金南風である。本試験の如き極端な施肥条件の下では, 各肥料要素欠乏の影響が穂相にも明瞭に現われることを期待して本調査を行った。調査は各区とも100本の穂について枝梗・籾の数および着き方を調べ, それらによるパターン間の比較を行った。
- 日本作物学会の論文
- 1971-11-30
著者
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