パフォーマンス・アセスメント体験ワークショップ
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概要
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日本で紹介されているパフォーマンス・アセスメントは、ポートフォリオ評価の文脈に限定されているようであるが、本来は問題解決に至るプロセスを評価対象とする新しい評価方法で、対象は広範で、従来のペーパーテストでは対象外とされた心的事象に対して、客観的な指標を定義し、測定尺度を構成しようと言う野望を秘めたものである。軽量不能とされてきた認知プロセスを、ある意味で「緩やかな」測定基準を作り、計量化して行くプロセスを参加者自らワークショップとして体験してもらいたい。こうした内容は、1992年から8年間に渡ってアメリカでパフォーマンス・アセスメントの開発プロジェクトに関わってきた提案者の経験に基づいたもので、日本における独自の広まりと発展を望んで企画した。手始めに、ペーパーテスト型の課題開発とその評価基準作成のプロセスを体験実習し、他分野での活用事例も紹介する。
- 日本教育学会の論文
- 2003-08-20
著者
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