5 水稲品種日本晴と台農67号における生理生態的特性の比較 : 蒸発量およびCO_2の拡散に着目して
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
現在、我国の主要な水稲品種は、受光態勢の改善および耐倒伏性を高める目的で短稈化が進み、草型の改良に伴う群落光合成の向上などにより多収化がはかられてきた。しかし、従来の研究結果をみると、短稈化が群落光合成、物質生産に関連する光以外の諸環境要因にいかなる影響をおよぼすかに着目して行なわれた研究は必ずしも多くない。そこで本研究は、我国の代表的品種日本晴と台湾で育成された長稈穂重型品種台農67号を供試し、草高の異なる両品種の生理生態的特性について、とくに群落構造に着目して比較した。
- 日本作物学会の論文
- 1987-12-01
著者
関連論文
- 15 コシヒカリ/タカナリ戻し交雑自殖(BC_1F_6)系統群にタカナリを大きく上回る光合成速度を示す系統が見出された
- 10 コシヒカリ/タカナリの戻し交雑自殖(BC_1F_6)系統群を用いた葉身傾斜角度の量的形質遺伝子座(QTL)解析
- P17 飼料用水稲長稈新系統「関東飼225号」の光合成特性の解析
- 34 網走市の異なる土壌タイプの土壌に生育し,子実収量の異なるコムギの乾物生産と乾物生産過程の解析
- 10 水稲飼料用品種リーフスターとその両親における稈のリグニン合成酵素シナミルアルコールデヒドロゲナーゼの特性
- P112 茎葉バイオマスが高い耐倒伏性極強の水稲長桿新品種「リーフスター」の育成とその特性
- 耐倒伏性極強の飼料用水稲長稈新品種リーフスターの育成とその特性
- 網走市における子実収量の異なるコムギの生育,乾物生産と葉の光合成速度
- 11 水稲における極強稈形質の量的形質遺伝子座の解析 : リーフスターとタカナリの交雑後代を用いて
- 17 水稲品種リーフスターの強桿性に関与するリグニンの組成について
- 16 飼料用水稲長桿品種「リーフスター」の乾物生産および倒伏抵抗性に関与する性質
- 32 NaClを含むバーミキュライトに生育するオオムギの葉の光合成速度の品種間差の解析
- P18 出穂期以前の土壌水分欠乏は登熟期のコムギの旱魃抵抗性を増加させる
- 品種・遺伝資源 葉身傾斜角度による水稲の個体群吸光係数の簡易評価法の検討
- 22 水稲品種コシヒカリとタカナリの個体群吸光係数と葉身傾斜角度の比較
- 20 栽植密度が飼料用イネ系統関東飼225号の乾物生産と子実収量に及ぼす影響(栽培,日本作物学会第226回講演会)
- P-26 ササニシキ/ハバタキ交配由来CSSLsおよび戻し交配後代を用いたイネのRuBisCOおよび非構造性炭水化物(NSC)に関するQTL解析(日本作物学会第225回講演会)
- 15 飼料用水稲長桿新系統「関東飼225号」の生育およびバイオマス生産特性
- 52 栽植様式が湛水直播水稲の個体群受光率と吸光係数および乾物生産に及ぼす影響(光合成・代謝)
- 2 栽植様式が湛水直播水稲個体群の受光率と吸光係数に及ぼす影響(一般講演)(日本作物学会関東支部第93回講演会)
- 19 栽植様式の異なる湛水直播水稲の乾物生産特性の比較 : 品種どんとこいを用いて
- 13 水稲多収性品種アケノホシ/タカナリ交雑後代系統におけるバイオマス生産および光合成の特性 : 両親との比較
- 水稲品種ササニシキとハバタキの収量,乾物生産とこれに関わる生理生態的性質の比較(作物生理・細胞工学)
- 59 ガス交換法で測定される最大光合成速度の水稲品種間差をもたらす要因の解析 : ササニシキとハバタキの場合(光合成・呼吸・物質生産・代謝・分配・蓄積,日本作物学会第226回講演会)
- P16 水稲品種コシヒカリとハバタキの乾物生産とこれに関わる生理生態的性質の比較
- イネの湾曲型倒伏に対する抵抗性の付与
- 23 高濃度のNaClを含むバーミキュライトに長期間生育したオオムギの光合成速度,および乾物と子実生産の品種間差
- 15 水稲の光合成速度に関わる染色体領域の集積効果 : 第4および第8染色体領域に着目して
- 14 コシヒカリの太稈準同質遺伝子系統と太稈遺伝子座集積系統の倒伏抵抗性
- 13 水稲における倒伏抵抗性に関与する太稈性の遺伝子座の解析 : コシヒカリと中国117号の第2,3染色体組換固定系統を用いて
- 12 水稲品種リーフスターの強稈性をもたらす要因の解析
- 30 バーミキュライトの水ポテンシャルの低下が老化過程の水稲葉身の全窒素,不溶性画分窒素,可溶性画分窒素,リブロース-1,5-二リン酸カルボキシラーゼ/オキシゲナーゼ中窒素の含量に及ぼす影響(一般講演)(日本作物学会関東支部第93回講演会)
- 14 ハバタキの染色体断片をコシヒカリの第11染色体に置換した系統の光合成速度と乾物生産
- 12 コシヒカリの強稈準同質遺伝子系統の倒伏抵抗性
- 19 コシヒカリ/ハバタキの染色体断片置換系統群を用いた水稲の光合成速度に関わるQTL解析 : 第11染色体に着目して
- 18 コシヒカリ/ハバタキ戻し交雑後代を用いた水稲の光合成速度に関わるQTL解析 : 第8染色体に着目して
- P-28 コシヒカリ/ハバタキ戻し交雑後代を用いた水稲の光合成速度に関わるQTL解析 : 第4染色体に着目して(日本作物学会第226回講演会)
- P-25 水稲の挫折型倒伏抵抗性に関与する断面係数のQTL解析 : コシヒカリと中国117号の第3染色体組換固定系統群を用いて(日本作物学会第225回講演会)
- 104 水稲の倒伏抵抗性に関与する稈基部節間の太さに関するQTLの推定 : コシヒカリと中国117号の第2染色体QTL候補領域のF_2分離集団を用いて(遺伝子,日本作物学会第225回講演会)
- P15 コシヒカリ/ハバタキ染色体断片置換系統を用いた水稲の強稈性に関わる形質の遺伝子座の解析
- 103 コシヒカリを遺伝背景とするハバタキ染色体断片置換系統群を用いた水稲の倒伏抵抗性に関与するQTL解析(遺伝子,日本作物学会第225回講演会)
- 13 水稲の光合成速度に関与する形質の遺伝子座の推定 : ササニシキ/ハバタキ染色体断片置換系統を用いて
- 関東地方で栽培されてきた水稲新旧数品種の生育特性の比較(日本作物学会第216回講演会要旨・資料集)
- 26 水稲多収性品種・系統の生理生態的特性について : 異なる栽植密度条件でのIRRIの新系統, タカナリおよび日本晴との比較
- 13 水稲多収性品種, 系統の生理生態的特性について : 異なる栽植密度条件でのIRRIの新系統, タカナリおよび日本晴との比較
- 83 水稲多収性品種・系統の生理生態的特性について : IRRIの新系統およびわが国の多収性品種・系統を用いて
- 84 出穂前約1カ月間の土壌水分条件がコムギの乾物生産と生理生態的性質に及ぼす影響
- 21 水稲多収性品種アケノホシとタカナリの交雑後代系統における光合成特性の解析
- 20 水稲品種タカナリとコシヒカリの光合成速度と根,地上部の生育の比較
- 12 水稲品種ササニシキとハバタキの収量,乾物生産とこれに関わる生理生態的性質の比較
- 51 栽植様式が湛水直播水稲の登熟期の光合成速度に及ぼす影響とその要因の解析(光合成・代謝)
- 33 栽植様式の異なる湛水直播水稲の水の通導抵抗と光合成速度の日中低下の比較
- 湛水直播栽培した水稲タカナリの乾物生産特性 : 慣行移植栽培した水稲との比較(栽培)
- 10 湛水直播栽培,移植栽培した水稲品種タカナリの乾物生産特性の解析 : 栽植様式に着目して
- 9 湛水直播栽培,移植栽培した水稲品種タカナリの生育と収量の比較 : 栽植様式に着目して
- 7 湛水直播栽培, 移植栽培したタカナリの生育と乾物生産特性の比較 : 栽植様式に着目して
- 湛水直播栽培した水稲の生育と倒伏およびこれに関係する性質の品種間差 : 苗立ち密度に着目して(栽培)
- 湛水直播栽培した水稲品種タカナリの乾物生産過程の解析 : 一貫行移植栽培した水稲との比較
- 湛水直播栽培した水稲品種タカナリの収量と生育一貫行移植栽培した水稲との比較
- 8 湛水直播栽培した水稲の乾物生産量が移植栽培した水稲に比較して大きくなる要因 : タカナリと中国153号を用いて
- 水耕液のNaCl濃度の急激な増加がマングローブ植物ヤエヤマヒルギの葉の水分状態およびNaCl含量に及ぼす影響
- 34 ダイズ品種エンレイとタチナガハにおける稔実期の葉の老化が異なる要因の解析 : 茎上部における接木個体間の葉の老化の比較
- ダイズ品種エンレイとタチナガハの収量, 乾物生産の異なる要因の生理生態学的解析
- 14 ダイズ品種エンレイとタチナガハの葉の老化が異なる要因の解析 : 接木個体の地上部・地下部の関係に着目して
- 28 マングローブ植物、ヤエヤマヒルギの生育及び水分関係に及ぼす水耕液のNaCl濃度の影響
- 21 成熟期におけるダイズ品種間の葉の老化が異なる要因の解析 : 中間台木の相違が穂木の葉の老化に及ぼす影響
- 20 ダイズ品種エンレイとタチナガハの葉の老化が異なる要因の解析 : 接木組合せ間の地下部の性質の相違に着目して
- 多収性水稲品種タカナリの光合成特性の解析
- 水稲における稈基部の挫折強度形質の遺伝的特徴 : コシヒカリと中国117号との交配F_1〜F_3を用いて
- 120 アワとキビの土壌水分低下に伴う葉内水分の変化と水分変化に対する葉の特性の比較
- 82 ダイズ品種エンレイとタチナガハの葉の老化が異なる要因の解析 : 接木法を用いて
- 105 リグニン合成酵素欠損突然変異体(gh2)におけるリグニン密度の減少が倒伏抵抗性に及ぼす影響(遺伝子,日本作物学会第225回講演会)
- 14 ダイズの葉の老化に対する莢切除の影響 : エンレイとタチナガハを用いて
- 34 トウモロコシ葉身のC_4型PEPCase遺伝子(C4Ppc1)の発現制御とサイトカイニン
- 105 塩ストレス条件下におけるオオムギ幼植物の根の水伝導度と光合成速度の品種間差(環境ストレス・組織培養・細胞工学・その他,日本作物学会第226回講演会)
- 60 水稲のF_1雑種とその両親の乾物生産、収量の比較 : 関東交1号とH×39を用いて
- 85 開花期以前の土壌水分条件が登熟期のトウモロコシの葉の光合成速度,体内窒素蓄積,木部液のサイトカイニン活性に及ぼす影響
- 13 開花期以前の土壌水分条件が登熟期間中のトウモロコシの葉の老化に及ぼす影響
- 39 ダイズ品種エンレイとタチナガハの稔実期における葉のアブシジン酸含量の変化 : リブロース-1,5-ビスリン酸カルボキシラーゼ/オキシゲナーゼと窒素の含量低下との関係に着目して(品質)
- 112 土壌水分低下に伴うアワとキビの乾物生産の相違とその要因
- 68 ダイズ品種エンレイとタチナガハの稔実期における葉の光合成速度が異なる要因の解析 : リブロース1,5-ビスリン酸カルボキシラーゼ/オキシゲナーゼ含量と葉の窒素含量に着目して
- 31 莢切除および葉切除処理がダイズの乾物の分配と葉の緑色程度に及ぼす影響
- ダイズ品種エンレイとタチナガハの稔実期における窒素の蓄積と分配の比較(日本作物学会第216回講演会要旨・資料集)
- 29 ダイズ品種エンレイとタチナガハの稔実期における葉の光合成速度が異なる要因
- 63 水稲の登熟期における出液中のサイトカイニンおよび無機態窒素の変化 : 日本晴とアケノホシとの比較
- 水稲多収性品種タカナリの収量と乾物生産過程の解析 : 1991年から1994年の4年間
- 87 多収性水稲品種タカナリと日本晴の光合成過程の解析と比較
- 22 1991年から1994年の4年間における日本晴とタカナリの生育、収量の比較
- 46 多収性水稲の生理生態的特徴について : タカナリ, 北陸147号と日本晴の比較
- 96 軽度の土壌水分欠乏がコムギ幼植物の根の成長に及ぼす影響(環境ストレス,日本作物学会第225回講演会)
- P19 塩ストレス条件下におけるオオムギ幼植物の根と茎葉部の成長の品種間差
- 35 登熟期の高地下水位条件がコムギの収量,乾物生産および生理生態的性質に及ぼす影響
- 33 登熟期の土壌水分欠乏が出穂期以前を異なる土壌水分条件に生育したコムギの乾物生産と収量に及ぼす影響
- 37 サイトカイニン散布により登熟期の水稲葉身のリブロース1,5-ビスリン酸カルボキシラーゼ/オキシゲナーゼ含量が高く維持される要因
- 18 登熟期の老化程度が異なる水稲品種日本晴とアケノホシの葉身窒素含量の相違とその要因
- 高濃度のNaClを含むバーミキュライトに生育するオオムギの成長,光合成速度,子実重の品種間差
- 1 バーミキュライトのNaC1濃度に対するオオムギ幼植物の成長反応の品種間差(一般講演)(日本作物学会関東支部第93回講演会)
- 1 水稲多収性品種の生理生態的特徴について : タカナリ、北陸147号と日本晴の光合成の比較
- 水稲における主茎と分げつ茎の同伸葉の光合成速度の相違
- 草高の異なる水稲品種の乾物生産の相違とその要因の解析, とくに個体群内におけるガス拡散に着目して