水稲の団粒種子に関する研究 : 第2報 播種量と分布均一性および生育収量との関係
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概要
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1.水稲の団粒種子による麦跡不耕起乾田直播では,播種量が少ないと播むらによる収量に影響を及ぼす空間個所が多くなる。m^2当り50粒以上になると播むらによる収量の低下は無くなる。2.収量は播種量が少なくても,また多過ぎても低下する。播種量が50〜60粒で,穂数が400〜420本の時が最も多収であった。3.以上の結果,播種精度および収量性の面から,団粒種子の最適播種量はm^2当り50〜60粒と云える。
- 日本作物学会の論文
- 1977-10-10
著者
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