ハトムギの水田移植栽培技術の確立 : 第2報 機械移植栽培技術
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概要
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田植機による移植の可能性について,実際に本田に移植して検討した。1.欠株,植付不良苗がかなり多かった。植付不良笛の60%以上が回復,活着した。田植機の移植爪を選ぶことにより。植付精度はかなり改善されると思われる。2.一株植付本数は,一株2本植が最も多く。次いで3本植,1本植の順であり,平均は2.5本であった。3.生育については,移植後1ヵ月は草丈,茎数の増加はほとんどみられなかった。その後,無補植区がやや優る傾向を示したが,最終調査では,補植区,無補植区の差はほとんどなかった。4.収穫時の調査では,採植密度の差が面積当りの穂数,着粒数に影響した。しかし,本試験では子実重においては大きな差とならず,補植の必要性は認められなかった。
- 日本作物学会の論文
- 1981-12-10
著者
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