暖地における水稲品種の種いもち抵抗性検定法
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概要
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葉いもち罹病葉を散布することにより,種いもちを発生させることは可能である。窒素を多量に施用するほどその効果は顕著であるが,40?/10a水準の過多施用区ではかえって観察がしにくくなる。2.罹病葉の散布時期が穂ばらみ期より穂揃い期に近くなるほど,品種間差および施肥水準間の差が不明りょうになる傾向が見られた。3.暖地における種いもちの検定では,20〜30?/10aの窒素施肥で,穂ばらみ期に葉いもち罹腐葉を散布する方法が適当であろう。
- 日本作物学会の論文
- 1982-12-10
著者
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