イネのカルス誘導とオーキシンの吸収と代謝
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概要
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During callus induction, auxin uptake and metabolism in rice seeds were investigated with ^<14>C-carboxyl-labelled 2,4-D and IAA. The uptake and metabolism in rice callus were compared with tobacco and barnyardgrass callus cultures. Radioactivity of 2,4-D absorbed in the callus cultures and rice seeds was high in the 80% ethanol fraction and low in the residual fraction but scarce in the gas phase, expected to contain CO_2 owing to the decarboxylation. Two kinds of 2,4-D metabolites were present in the 80% ethanol fraction extracted from rice seedlings, rice callus and barnyardgrass callus. Inhibitory activities of them were lower than that of 2,4-D in the growth test with rice seedlings. It seems that they are different from 2,4-D-aspartic acid on the base of Rf value of chromatogram. From the quantitative research on 2,4-D and 2,4-D metabolites, it was shown that the tissues inducing callus contained higher level of 2,4-D than those which had not induced callus. The barnyardgrass, which had required high concentrations of 2,4-D for callus induction, contained high level of 2,4-D metabolites but low level of 2,4-D, when compared with rice callus. Therefore, it is assumcd that 2,4-D level plays an important role in callus induction on the tissues. In ricc callus, most of IAA was converted to IAA-aspartic acid or degraded into CO_2. Requirement of high concentration of IAA in rice callus for callus induction and subculture seems to be caused by faster degradation and inactivation of IAA than those of 2,4-D. It is probable that 2,4-D directly acts to the callus induction but not via IAA production by 2,4-D, because the level of IAA, which would be required for callus induction, was not found in the 2,4-D treated rice tissues. And also, selectivity of 2,4-D as a herbicide is dis-cussed here in the relation to 2,4-D metabolism in plants.
- 日本作物学会の論文
- 1979-03-30
著者
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