水田におけるクサネムの種子生産量と玄米調製過程での種子の混入について
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概要
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クサネム(Aeschynomene indica L.)はマメ科の耕地雑草で、水田、転換畑、休耕田などに発生し、近年、中干し期以降に水稲の草高を越える大型個体の見られる水田が目立つようになっている。収穫時に残存しているクサネムは、木質化した茎によるコンバインの損傷や、種子の混入による玄米検査等級の低下等の特殊な雑草害を引き起こすことが知られている。そこで、種子混入被害の面からクサネムの要防除水準を決定するための基礎資料を得る目的で、発生時期と種子生産量、および玄米調製過程での種子混入に関する実験を行った。
- 日本作物学会の論文
- 1998-07-24
著者
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