N-(3-ピリジルメチル)ピラゾールカルボキサミド誘導体の合成と殺ダニ活性
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概要
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われわれはさきにN-(4-tert-ブチルベンジル)-4-クロロ-3-エチル-1-メチルピラゾール-5-カルボキサミド(tebufenpyrad, Pyranica^[○!R])が, 高い殺ダニ活性を有することを報告した.本研究では, さらに高い殺ダニ活性化合物を得ることを目標に16種のN-(3-ピリジルメチル)ピラゾールカルボキサミド誘導体を合成し, 殺ダニ活性を試験した.ピリジン環上にtert-ブチル基や2, 2, 3, 3, 4, 4, 4-へプタフルオロブトキシ基を有するピラゾールカルボキサミド誘導体は, 殺ダニ剤tebufenpyradよりは劣るものの, なかでももっとも高い殺ダニ活性を示した.
- 日本農薬学会の論文
- 1997-08-20
著者
-
岡田 至
Yokohama Research Center, Mitsubishi Chemical Corporation
-
奥井 周子
Yokohama Research Center, Mitsubishi Chemical Corporation
-
福地 俊樹
Yokohama Research Center, Mitsubishi Chemical Corporation
-
高橋 洋治
Yokohama Research Center, Mitsubishi Chemical Corporation
-
岡田 至
三菱化学機能化学品研究センター生物化学品研究所
-
福地 俊樹
三菱化学機能化学品研究センター生物化学品研究所
-
奥井 周子
三菱化学機能化学品研究センター生物化学品研究所
-
鈴木 茂
Yokohama Research Center, Mitsubishi Chemical Corporation
-
高橋 洋治
Yokohama Research Center Mitsubishi Chemical Corporation
-
鈴木 茂
Yokohama Research Center Mitsubishi Chemical Corporation
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