3-アルキルチオフェニルアルカンスルホナート類の化学構造と殺虫活性
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概要
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種々な置換フェニルアルカンスルホナート類を合成し, それらの殺虫活性を調べた.そのなかで3-アルキルチオフェニルアルカンスルホナートとそのスルホキシド体およびスルホン体に殺虫活性を見いだした.とくに3-n-プロピルチオ誘導体, 3-イソブチルチオ誘導体とそのスルホン体はツマグロヨコバイおよびトビイロウンカに対して高活性を示した.種々な3-n-C_3H_7S(O)_x置換フェニルアルカンスルホナートの中ではメタンスルホナートが最も高活性であった.高い殺虫力を有したこれらのスルフィド体およびスルホキシド体はツマグロヨコバイとトビイロウンカの虫体磨砕物であるアセチルコリンエステラーゼ標本に対し低い阻害作用しか示さないが, スルホン体は強い阻害作用を示した.
- 日本農薬学会の論文
- 1988-02-20
著者
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桝井 昭夫
Ageo Research Laboratory Agrochemicals Division Fine Chemicals Group Nippon Kayaku Co. Ltd.
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石田 秀弌
Ageo Research Laboratory, Agrichemicals Division, Nippon Kayaku Co., Ltd.
-
加藤 彰一
Ageo Research Laboratory Agrochemicals Division Fine Chemicals Group Nippon Kayaku Co. Ltd.
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石田 秀弌
Ageo Research Laboratory Agrochemicals Division Fine Chemicals Group Nippon Kayaku Co. Ltd.
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