Benzoyl (pyridyloxyphenyl) urea 系殺虫剤の定量的構造活性相関
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概要
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Chlorfluazuron (IKI-7899)を含む多数のbenzoyl (pyridyloxyphenyl)urea誘導体に対して, ハスモンヨトウ(Spodoptera litura)および, イエバエ(Musca domestica)の殺幼虫効果と, ふ化阻止効果を求め, 定量的構造活性相関に関して検討を加えた.その結果, 化合物全体の疎水性と, 代謝分解過程における安定性との, 二つの要素が, 薬剤の殺虫活性を支配していることが明らかになった.また, chlorfluazuronの優れた殺虫活性は, 昆虫体内における代謝されにくさに基づくことも推定された.
- 日本農薬学会の論文
著者
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芳賀 隆弘
石原産業株式会社
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芳賀 隆弘
Head Office, Ishihara Sangyo Kaisha, Ltd.
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西山 隆三
Yokkaichi R 〓 D Center, Ishihara Sangyo Kaisha, Ltd.
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西山 隆三
Yokkaichi R 〓 D Center Ishihara Sangyo Kaisha Ltd.
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小柳 徹
石原産業株式会社中央研究所
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山岐 忠昭
石原産業株式会社中央研究所
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西山 隆三
石原産業株式会社中央研究所
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芳賀 隆弘
Head Office Ishihara Sangyo Kaisha Ltd.
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