ファンデーション評価における主要因子とサンプル特性との関係
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概要
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ファンデーションの主観的評価(自己評価, 他者評価)における因子分析によって得られた主要因子の因子得点と, サンプルの物理特性(明度, 色相, 隠蔽力)との関係を示した。また, 好ましいと評価されるサンプルが含まれる特性領域や, その評価者肌色による違いについても検討し, 以下の結果を得た。1)自己評価における因子空間は, サンプルの明度配列と良く対応する。2)評価者の肌色の明度とサンプルの明度が対応しているとき, 因子を代弁する形容詞(好ましさ, 自然さなど)によるサンプルの評価は高くなる。3)他者評価では, 自己評価に見られたような明度の効果は明確ではない。この他, 色白評価者にとって快適なサンプルの隠蔽力範囲や, 色黒評価者の評価値のサンプル明度との強い相関, 評価者の肌色の変化にともなう好ましいサンプルの色相一明度領域の変化, などが明らかになった。
- 日本色彩学会の論文
- 1995-02-01
著者
-
長谷川 敬
聖心女子大学
-
足立 章子
鐘紡株式会社化粧品研究所商品設計第2グループ
-
太田 久美子
鐘紡(株)化粧品研究所
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松木 智美
鐘紡株式会社化粧品研究所商品研究グループ
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大田 久美子
鐘紡株式会社化粧品研究所研究企画グループ
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長谷川 敬
日本色彩学会
-
長谷川 敬
聖心女大
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