石灰系フラックス吹き込みによる溶銑の同時脱りん脱硫処理に及ぼす酸素ポテンシャルの影響(脱りん・脱硫 : 石灰系スラグ)(<特集>溶銑処理の発展)
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概要
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Plant scale experiments have been carried out to dephosphorize and desulfurize hot metal with injecting pulverized CaO base flux in a charging ladle (100t). It has been reveraled from oxygen potential, P_o_2, measured by oxygen probes that dephosphorization takes place near lance nozzles where P_o_2 is kept high (=10^<-14>∿10^<-13> atm), whereas desulfurization at the top slag/hot metal boundary where P_o_2 is made lower (=10^<-15> atm). The injection treatment which forms the above distribution of P_o_2 in hot metal can provide the separation of reaction sites for dephosphorization and desulfurization. Thus, the simultaneous removal of phosphorus and sulfur is possible in one step operation. Phosphate capacity of the CaO base slag with CaO/SiO_2 of 2.5 has been evaluated as 10^<26.5> at 1200-1300℃. Since the value of P_o_2 near the lance nozzles has been measured as 10^<-14>∿10^<-13> atm, the calculated phosphorus destribution ratio between ascending slag particles and hot metal increases up to ca. 10^4. This high value is sufficient to dephosphorize hot metal. Rate of dephosphorization by the slag particles has been studied. The rate-determining step has been shown to be phosphorus transfer in the slag particles at the early stage and halfway of the treatment and in the hot metal boundary layer at the last stage. Observed decrease of phosphorus content in hot metal has agreed well with calculated one.
- 社団法人日本鉄鋼協会の論文
- 1983-11-01
著者
-
竹内 秀次
川崎製鉄(株)技術研究所
-
小沢 三千晴
川崎製鉄技研
-
野崎 努
川崎製鉄(株)鉄鋼研究所
-
小沢 三千晴
川崎製鉄(株)技術研究所
-
江見 俊彦
川崎製鉄(株)技術研究所
-
大谷 尚史
川崎製鉄(株)千葉製鉄所
-
江見 俊彦
川崎製鉄(株)
-
小沢 三千晴
川崎製鐵株式会社技術研究本部
-
大谷 尚史
川崎製鉄千葉製鉄所
-
江見 俊彦
川崎製鉄(株)取締役海外鉄鋼事業企画部
-
竹内 秀次
川崎製鉄(株) 技術研究所
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