日本留学の成果 : 留学生は留学経験をどのように評価しているか
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概要
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経済水準の高まりやITの拡がりなどにより情報が入手しやすくなったこと等もあって,海外留学が身近になり,受け入れ・送り出し共に増加の一途をたどっている。2003年度現在,約11万人の外国人留学生が日本の大学等で学んでおり,また,2000年の入国管理局の統計によると,「留学・研修・技術修得」の目的で19万人を超える日本人が海外に出ている。日本人の送り出しに関しては,留学することのメリットに注目する場合が多いが,受け入れに関しては,特に私費留学生に対してはネガティブな面が注目されることが多いように感じる。しかし,「貧しくて可哀想」であるとか「お金がなくて困っている」あるいは「金銭問題で悩んでいる」等のネガティブ面からのみで留学をとらえると,本質を見失う恐れがある。そこで, 日本への留学経験の「良かった」面や「有意義だった」ポジティブ面を調査した。
著者
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