海外留学相談業務から見た留学の現状
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概要
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富山大学留学生センターには, 日本語教育部門と留学生指導部門の2つの部門が設置されている。筆者は1999年9月より留学生指導部門を担当し,留学生に対する生活・修学及び異文化適応上の指導・助言をおこなっているが,同時に海外留学を希望する学生の留学相談にものっている。留学相談を業務としている部署は,学内では留学生指導部門だけである。 留学の相談にはのるが,送り出しをしているわけではないので,相談者のうちの何人が実際に留学したのか不明である。また,留学体験談を聞く機会も少なく,フィードバックがない状況のため,業務として留学相談をおこなっていながら,留学の実態が見えない。そこで,今後留学相談に訪れる学生への適切なアドバイスの参考にするため,5人の学生との面接調査及び座談会をおこない,留学体験を語ってもらった。会話はテープに録音し,文字化した。
- 富山大学の論文
著者
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