教室における悪性小腸腫瘍5例の検討
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概要
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小腸悪性腫瘍は癌腫,平滑筋肉腫,リンパ系肉腫などに分類されるが,他の消化管腫瘍に比べ発生頻度が低く,症状が比較的多彩で,特徴的なものがない.また術前診断は小腸の解剖学的特異性により困難なことが多く,開腹時あるいは剖検時に初めて確認されることが少なくない.各種診断法の進歩により術前に確定診断される症例も増えてきたが,早期の確定診断は依然として困難である.昭和49年7月から58年6月までの9年間に当教室で経験した小腸腫瘍(十二指腸を含む)は7例であり,うち悪性腫瘍5例,良性腫瘍2例であった.今回,このうち悪性腫瘍5例について文献的考察を加え報告する.
- 一般社団法人日本消化器外科学会の論文
- 1986-03-01
著者
-
宮地 和人
獨協医科大学第一外科
-
森久保 寛
獨協医科大学第一外科
-
武藤 邦彦
流山病院外科
-
武藤 邦彦
獨協医科大学第一外科
-
横田 勝正
獨協医科大学第一外科
-
池口 祥一
獨協医科大学第一外科
-
信田 重光
獨協医科大学第一外科
-
横田 勝正
横田病院
-
難波 美津雄
佐野医師会病院外科
-
難波 美津雄
獨協医科大学第一外科学教室
-
倉山 英生
獨協医科大学第一外科
-
多島 直衛
獨協医科大学第一外科
-
池口 祥-
獨協医科大学 第1外科
-
信田 重光
獨協医科大学第1外科
-
信田 重光
獨協医科大学
-
森久 保寛
珪肺労災病院
-
難波 美津雄
獨協医科大学第1外科
-
倉山 英生
Department of Surgery 1, Dokkyo University School of Medicine
-
尾形 新一郎
獨協医科大学第一外科
-
倉山 英生
Department Of Surgery 1 Dokkyo University School Of Medicine
-
倉山 英生
獨協医科大学第1外科
-
森久保 寛
獨協医科大学第1外科
-
宮地 和人
獨協医科大学日光医療センター外科
-
池口 祥一
獨協医科大学第1外科
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