三次元切削に関する基礎的研究(第7報) : 摩擦特性を利用した切削抵抗の計算
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概要
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本研究は, 通常の切削条件のもとにおける切削抵抗を推定する計算方法を提案するものである.ここでは, すくい面摩擦係数, 主分力およびせん断面に沿った力の3項目に着目している.すくい面摩擦係数は, 摩擦試験から得られた考察より, すくい角をパラメータとして, すくい面に垂直な力と切りくず流出速度の積で表される, 主分力およびせん断面に沿った力は, Tobiasの提案を三次元切削に応用して, せん断面面積に比例するとしている.種々の被削材に対して, 切削条件を変えて切削実験を行い, 計算値と比較した結果, 両者の値は良く一致し, 本計算手法の妥当性の裏付けを得た,
- 公益社団法人精密工学会の論文
- 1981-10-05
著者
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