胸腔鏡補助下に第6肋骨を摘出した線維性骨異形成症の1例
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概要
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症例は31歳,男性.検診で左第6肋骨の腫大を指摘され当院を受診.CTで肋骨腫瘍と診断し手術を施行した.胸腔鏡下に,第6肋骨が先端部から背方にかけて腫大し胸膜浸潤がないことを確認後,腋窩切開を行った.胸腔鏡補助下に第6肋骨を全長にわたり剥離し全摘出した.病理組織検査の結果は線維性骨異形成症であった.胸腔鏡は病変部位,浸潤範囲の確認に有用と考えられた.
- 特定非営利活動法人日本呼吸器外科学会の論文
- 2002-11-15
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