条件節と理由節の交替をめぐって
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概要
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条件文と理由文は同一の推論構造を持ち,前件命題の真偽に対して話者が中立的な態度をとれば条件節,真であることを信じていれば理由節が実現する。真であることにコミットできない命題としてAkatsuka (1985)のいう新規獲得情報を主に取り上げ,Akatsukaの仮説に対する反例を指摘し,その振舞いが条件文・理由文の持つ内在的な意味と談話的要因との相互作用という面から捉えられることを論じた。
- 産業医科大学学会の論文
- 1997-06-01
著者
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